コロナの蔓延を筆頭に変化の激しい現代、大企業が安泰という時代はすでに終わりを迎えています。中小企業はもちろん経営資源の潤沢な大手企業であってもリストラや整理解雇が相次ぎ、実質的に転職や辞職を余儀なくされる人々も増えています。
一方でリモートワークや在宅ワークで生計を立てるYouTuberやウェブ関係のフリーランスといった、「ネットで稼ぐ」人々も年々増加しています。しかし日本では、まだまだ会社勤めで生計を立てている方が大多数です。もちろん会社勤めにも大きなメリットがあります。
ただ副業やネットで稼ぐことができれば、金銭的な安定はもちろん会社に依存せずに生活ができるので、変化の激しい現代において有利な働き方になることは間違いありません。
ここでは、副業やネットで稼ぐ必要性から初心者におすすめの稼ぎ方についてご紹介していきます。
副業を始めたい方や将来的に独立を考えている方は参考にしてください。
変化の激しいVUCA時代には副業やネットで稼ぐことが必要不可欠
冒頭でお伝えしたように現代は変化の激しい時代です。これを世界の経済や政治、社会のリーダーが集って開催される世界経済フォーラム(通称ダボス会議)では、「VUCA時代」を提唱されています。
VUCAとは
・Volatility(変動性・不安定さ)
・Uncertainty(不確実性・不確定さ)
・Complexity(複雑性・複雑さ)
・Ambiguity(曖昧性・不明確さ)
これらの4つの頭文字を合せて作られた造語で、現代のような経済や企業経営、個人キャリアにおける予測不可能な状態を表す際に用いられる言葉です。
つまりこれは現代は予測不可能な社会になっており、その時々に合せ企業や自分自身を変化させ、起こりうる事態へ対応しなくては持続的な成長は行えないということを意味しています。
実際にリストラや整理解雇というのは起こりうる事態であり、自分自身を変化させることが副業やネットで稼ぐことと同意でしょう。
そういった時代を生きている私たちがいま現在行うことこそ、会社に頼り切った働き方ではなく、副業やネットで稼ぐことです。
現代はビジネスチャンスをつかみやすい
一括りに副業やネットで稼ぐといっても、その方法は多岐に渡ります。というのも、インターネットをはじめスマートフォンや5G、AI(人工知能)、IOT(モノのインターネット)など、特に現代はさまざまなテクノロジーが台頭し、私たちの生活に影響を与ているからです。
これによって既存の働き方が変化し、複雑で難しいものにしているという捉え方もできます。実際に現代の激しい流れによってリストラや整理解雇のようなネガティブな影響を受けることもあります。
しかしその一方で、またテクノロジーの台頭は私たちの生活を豊かにしビジネスチャンスを与えてくれているという捉え方もできるのも事実。というのも、実際に副業やリモートワークなど、以前は思いもしなかった働き方や稼ぎ方が現代ではできるようになっているからです。
そういった現代の流れにそってYouTuberとして生計を立てる方やウェブ関係の起業は、その最たる例でしょう。またネットを活用した働き方や稼ぎ方が身近になり、そういった意味で現代はビジネスチャンスをつかみやすいといえます。
以前であれば副業や起業といえば、大きな初期費用が発生するので金銭的なリスクを負わなくれば挑戦することが難しいのが実情でした。しかし現在であれば、既にお持ちのスマートフォンやパソコン、ネット環境さえあれば、副業やネットで稼ぐことは可能です。
実際にYouTuberを例にとってみても、カメラ機能があるスマートフォンがあれば動画を撮影し、それを公開することは十分に可能です。
副業をはじめる体制が整ってきている
副業やネットで稼ぐというと、「会社にバレないか」「副業が会社に禁止されていて…」「ネットは怪しい」など、ネガティブなイメージをお持ちの方は多いかもしれません。
事実、そういった時代もありましたが、そういったイメージは既に過去のものです。実際に政府の行う働き方改革を筆頭に、「モデル就業規則」や「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が作成され、それらの後押しもあり、副業は多くの企業で解禁されています。
それに伴い企業側・労働者側それぞれのメリットを考えて、副業を推進している企業も少なくなくなっているのが実情。具体的には、企業側のメリットとしては労働者側が副業を行うことで、社内では経験できないようなスキルや経験の会得、それに伴う社内の活性化につながると考えられています。
労働者側にとっては金銭的なメリットはもちろんですが、新たなスキルや経験の会得によって、本業の生産性が向上したり自己実現の達成などにつながると考えられています。こういった背景から考えても副業やネットで稼ぐことは、むしろ現代においてポジティブな動きといえます。
副業で得られるのはお金プラスα
先ほどお伝えしたように、労働者側が副業によって得られるのは金銭的メリットはもちろんですが、経験やスキルです。もちろん金銭的なメリットを重視するのは結果的に副業やネットで稼ぐ重要なモチベーションにもなります。
ただしそれと同じくらいに経験やスキルも重要視することで、結果的に継続的に副業に取り組めるようになるでしょう。
ここでは、実際に一般的な副業として考えられる業種別にさらに深掘りしてご紹介していきます。
ライターの場合
比較的初心者でもはじめやすく人気のあるライター。
一括りにライターといっても、自身のブログを執筆するブロガーやアフィリエイトで収益を得ているアフィリエイターの場合も大きな括りでライターと考えられるでしょう。
他にも商品やサービスのPR記事を執筆するライターや企業のブランディングに特化したライター、エッセイやコラム記事の執筆をメインにするライター、取材やイベントをメインにするライターなどさまざまです。
さまざまな種類のライターが存在するので、それぞれのライターによって得られるスキルや経験も異なってきます。総じて得られるのは、文章力や語彙力があげられるでしょう。
実際に文章力や語彙力が向上することで、適切に伝えたいことを言語化できるようになり、社内で作成する企画書をはじめとする書類の作成には直接的にポジティブな効果があるでしょう。
その他にも間接的に自身の考えをまとめる力が養われるので、コミュニケーション能力の向上にもつながります。
デザイナーの場合
ライターについで人気のあるのがデザイナー。
デザイナーに関しても実にさまざまな種類があり、初心者でも比較的はじめやすいものから専門性の高いものもあります。雑誌や商品、サービス、広告、フライヤーなどの主に印刷物のデザインを行うのはグラフィックデザイナー。
現在多くの方が日常的に目にするようになったウェブサイトのデザインを行うのはウェブデザイナー。
この2つが代表的ではありますが、他にもアパレル商品を扱うファッションデザイナーやコンピューターグラフィックスを専門にするCGデザイナー、家具や装飾を扱うインテリアデザイナーなど幅広く存在します。
こちらもそのデザイナーによって得られる経験やスキルは異なってきますが、共通するのはクライアントにニーズに合わせデザインを考案することでしょう。なのでそれぞれのジャンルに応じたデザインの経験やスキルはもちろん、クライアントの悩みやニーズを聞き出すヒアリング力やコミュニケーション能力の向上が期待できます。
エンジニアの場合
現在、需要が急拡大している注目度の高いエンジニア。
エンジニアに関してもさまざまな種類があるので、こちらも代表的なエンジニアをご紹介していきましょう。
1つ目がコンピューターシステムの開発における設計や開発、テストなど一連の流れに関わることの多い、システムエンジニア。
2つ目がシステムエンジニアの制作した設計書を基に実際にプログラミングを行っていくプログラマー。
その他にも、サーバー構築やネットワークの管理を行うインフラエンジニア、ウェブサイトやアプリケーションを扱うウェブエンジニア、HTMLやCSSなどユーザーが直接見る部分を開発するフロントエンドエンジニアなどがあります。
得られるスキルとしてはプログラミングの能力はもちろん、デザイナー同様にヒアリング力やコミュニケーション能力が期待できるでしょう。
まとめ 初心者におすすめの副業・ネットで稼ぐ方法
今回は副業やネットで稼ぐ必要性から代表的な副業やネットで稼ぐ方法として、ライターやデザイナーエンジニアを例に挙げて、ご紹介してきました。
その中でもこれから初めて副業に挑戦したい方にお勧めするのはライター業です。というのも、ライターは高額な案件の受注を考える際以外、比較的事前の知識やスキル、経験がなくとも稼ぎやすいのが特徴だからです。
さらに初心者でもスキルアップしていくことで、月に数十万円まで収益を伸ばしていくことも十分に可能です。一方でデザイナーやエンジニアは事前知識やスキルが基本的には不可欠です。
ただし、どの職業においても副業として収益をあげていくことは可能ですし、スキルや経験を積んでいくことによって独立を考えることができるまでになります。
実際に現在は、副業からこれらの業務をはじめ、独立されている方も少なくありません。これから副業をはじめる方はぜひ参考にしてみてください。
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