ネットで稼ぐとは?基本的な手法5選

コロナショックを始めとしリモートワークや在宅ワークが増加している昨今。自宅でも稼げる副業やパソコン一台で稼げるノマドワーカー的な働き方が注目を集め、「ネットで稼ぐ」ことへの関心が高まっています。

それに伴い、実際に企業に属さずにフリーランスとして生計を立てる方や、企業に属しながらも空いた時間を使って副収入を得ている方が増えてきています。

しかし一括りにネットで稼ぐと言っても、その方法は多岐に渡ります。ここでは、ネットで稼ぐことにフォーカスし、その基本的な手法やそのメリット・デメリットを合わせてご紹介していきます。

コロナショックで本業に支障が出てしまった方や、独立を視野に入れ自分でビジネスを始めたい方、本業と並行して収入を得たい方など、ネットで稼ぐことを検討している方は参考にしてみてください。

ネットで稼ぐとは

その名の通り、インターネットを活用して収益を得ていることをネットで稼ぐと言います。ネットで稼ぐ人が増加している近年、その稼ぎ方も幅広くなっています。

例えば、実店舗をもたずにネット通販で商品を販売している方も「ネットで稼いでいる。」と言えます。他にもFXや株などのトレードで稼いでいる方も同様。

ウェブタイターやウェブデザイナー、コンサルタントなど、ネットを活用して収益を得ている人々は、全てネットで稼いでいます。

最近は、特にYouTubeで収益を得ているYouTuberや、動画配信を行うライバーが注目を集めています。

ネットで稼ぐために必要なもの

ネットで稼ぐために最低限必要なものは、パソコンやスマートフォン、タブレットといったインターネット接続が可能な端末です。

操作性やスピードといった作業効率の面で、できればパソコンがおすすめです。またYouTuberのように撮影機材を必要とする場合には、カメラやマイク、動画編集ソフトも必要となってきますが、逆に言えば、それだけでネットで稼ぐことは可能です。

「ネットで稼ぐ」基本的手法 5選

ネットで稼ぐための手法は細分化していくと無数の手法が存在します。ここでは、その中でも基本的なネットで稼ぐ手法を5つピックアップしてご紹介していきます。

合わせてメリット・デメリットもご紹介していきますので、自身の経験値やスキルを鑑みながら、参考にしてください。

クラウドソーシングを活用してネットで稼ぐ

フリーランスや副業ワーカーなどネットで稼ぎたい方が、まず始めに登録しておきたいのがクラウドソーシング。

有名なクラウドソーシングサイトとして「クラウドワークス」や「ランサーズ」があります。このようなクラウドソーシングサイトでは、個人法人問わずさまざまなクライアントが仕事を発注しており、それらを個人が受注し収益を得ることができます。

また、基本的には仕事がネット上で完結し、数分で完了する仕事もあるので、おすすめの手法です。

仕事内容としては、ブログ記事や企業サイトへ掲載する記事の執筆をはじめとしたライティング案件や、ホームページ制作やロゴ・バナー・イラストといったデザイン案件などがあります。

その他にもシステム・アプリ開発や翻訳・通訳、写真・画像・映像などさまざまな仕事が掲載されいます。

文章を書くことが得意であればライティング案件、デザイン経験があればデザイン案件など、自分自身の経験を基に受注すると安心です。

今後「ネットで稼ぐ」こと念頭においている方にとっては、受注者サイドとしてはもちろんですが、発注者サイドとしても活用するケースがあるでしょう。

そのため、一旦クラウドソーシング サイトに登録し、まず興味のありそうな案件を受注してみると「ネットで稼ぐ」ことがイメージできます。

クラウドソーシングで稼ぐメリット

経験値やスキル次第では比較的すぐに収益化することができる点が魅力。クラウドソーシングだけでも、月に数十万円の仕事をこなし、本業を超える収益を得ている方も少なくありません。

また基本的には時間を拘束されることがないので、自分の好きな時間に仕事をすることができます。実際に、本業の合間や育児・家事の合間に仕事を行っているワーカーも多数存在します。

クラウドソーシングで稼ぐデメリット

経験値やスキル次第で稼げる一方で、それらがない場合は稼ぎにくいとうことの裏返しでもあります。また、経験値やスキルが低い場合には、低単価で受注することになります。

実際に、口コミやレビューなど数十円単位の仕事も存在し、実績を積み上げて高単価の案件を獲得していく必要があります。

フリマアプリやオークションサイトを活用してネットで稼ぐ

近年「メルカリ」や「ラクマ」といったフリマアプリ、「ヤフオク」や「ジモティー」といったオークションサイトが台頭しています。これらのサイトでは、基本的に不用品を販売することで収益を得ます。

すでにこのようなサイトを利用し、不用品を販売し収益を得た経験のある方も多いかもしれません。

フリマアプリやオークションサイトで稼ぐメリット

これらのサイトは不用品の写真を撮影し、一定の項目を入力しネット上で出品するだけで販売の準備が完了します。出品したら待っているだけなので、「ネットで稼ぐ」手法の中でも、特にハードルが低い方法です。

「ネットで稼ぐ」という視点での活用はもちろんですが、断捨離という意味でもおすすめ。さらに「安く仕入れて、高く販売する」という、多くのビジネスのベースとなる思考も学ぶことができるので、そういった点でもおすすめのネットで稼ぐ手法です。

また、基本的には不用品を販売するので、初期費用が発生しない点が魅力です。

フリマアプリやオークションサイトで稼ぐデメリット

前提として販売することができる物を保有している必要があります。そのため、そういった物を保有していない場合には、フリマアプリやオークションサイトを活用することは難しいでしょう。

また基本的には手元に商品をストックしておく必要があるので、在庫リスクの点もデメリットになります。

ネットショップを活用してネットで稼ぐ

フリマアプリやオークションサイトとは異なり、自分でネットショップを開設して稼ぐ手法です。自分で一から開設する方法もありますが、ネットショップで稼ぐ際に活用できるサイトとして「BASE」や「minnne」があります。

先ほどご紹介したフリマアプリやオークションサイトで稼ぐ方法は、基本的に既存の商品を販売する方法です。一方で、ネットショップを活用して稼ぐ方法では、主にハンドメイドやオリジナルデザインの商品を販売するケースが一般的です。

ネットショップで稼ぐメリット

ハンドメイドやオリジナル商品を販売するため、方法次第では付加価値を付けやすい稼ぎ方です。そのため、市場と自身の提供できる商品が合致すれば稼ぎやすい傾向にあります。

さらに、流入経路を確保するためにブログやSNSを活用し、集客する導線を構築することが一般的ですので、スキルアップにも効果的。

実際にネットショップで稼ぐには、商品開発のための市場調査やリサーチ、マーケティングといった、さまざまなビジネススキルが必要になってきます。そういった点でも、幅広く「ネットで稼ぐ」ことが学べるのでおすすめです。

ネットショップで稼ぐデメリット

さまざまなビジネススキルが必要になる傾向があります。そのため、フリマアプリやオークションサイトで稼ぐ方法よりも難易度が高い傾向にあります。

またストックを抱える必要がある場合には、在庫リスクの点もデメリットと言えます。結果、扱う商品によっては初期費用が膨れてしまうケースもあります。

動画を活用してネットで稼ぐ

ネットで稼ぐ方法の1つとして現在最も勢いのあるのがYouTubeでしょう。そして今後注目されているのが、動画配信アプリを活用したライブ配信によって収益を得る手法です。

5Gの後押しもあり、今後さらに動画産業は拡大が見込まれていますので、その点からも注目されています。

YouTubeで稼ぐ場合、多くの方がイメージするのは広告を掲載して収益化するYouTuberかもしれません。しかし、実際には商品やサービスを紹介して収益を得る企業案件やアフリエイトなど、他の収益化方法もあります。ただ、どのような稼ぎ方をするにせよ、再生数を伸ばすことが基本的には必須です。

動画配信アプリでライブ配信を行う場合は、「投げ銭」と呼ばれる方法が一般的です。これは視聴者が、配信者に対して金銭の提供を行うことです。

動画で稼ぐメリット

労働集約型のビジネスではないため、稼ぎに上限がないことが大きな魅力です。実際にYouTuberと呼ばれる方々は、YouTubeを関与した収益を含めれば、億単位で収益化している方も存在します。

他にも、公開した動画が継続的にみられるコンテンツの場合には、資産性のあることです。その結果、収益が安定的なものになってゆき、半自動的に収益化できます。

ライバーは人気ユーザーになれば、一度で数万円の投げ銭をもらえるケースも珍しくありません。特に中国など富裕層の多い国にファンをつけることで100万円単位の投げ銭をもらうこともあります。

同じ動画と言っても公開したら継続的に動画が掲載されるYouTuberと、あくまで一時的な動画配信を行うライバーは、メリットの面で異なってきます。

動画で稼ぐデメリット

特にYouTubeやライブ配信では初期の売り上げが立ちにくい傾向にあります。実際に広告掲載には登録者数や再生時間の基準があるため、すぐに収益化しにくいのです。また、動画産業の伸びと比例して、YouTubeやライブ配信で収益化を狙う方が増加したことによって、競争の激しい手法でもあります。

アフィリエイトを活用してネットで稼ぐ

成果報酬型のインターネット広告を自分のブログやサイト、SNSなどで紹介して、それを経由して商品が売れた場合、収益化できる手法。いわゆるアフィリエイターと呼ばれる稼ぎ方です。

動画産業の台頭によって既存のアフィリエイターがYouTubeに流れているのが現状ですが、依然としてネットで稼ぐ方法として、アフィリエイトは確固たる地位を保っています。

また一括りにアフィリエイトと言っても、基本的に成果報酬型を採用している一般的なアフィリエイトや、Googleアドセンスなどクリック保証型でバナー広告を活用した、いわゆるブロガーと言ったアフィリエイトもあります。他にも、自身のサイトで商品を紹介して稼ぐAmazonアソシエイトや楽天アフィリエイトなどが存在します。

アフィリエイトで稼ぐメリット

YouTube同様に稼ぎの上限がなく、月間で数百万円を稼いでいるアフィリエイターやブロガーも存在します。また初期コストが低く無在庫で開始できる点も魅力で、高い利益率を誇ります。さらに資産性もあり、ある程度ブログやサイトを構築してしまえば、半自動で稼ぎ続けてくれます。

アフィリエイトで稼ぐデメリット

こちらもYouTube同様に収益化まで時間がかかる点です。サイトへの流入が増えるようにSEOで上位検索をされるまでには、一般的に早くても3〜6ヶ月、長いものであれば年単位の時間がかかるケースもあります。

また広告主の広告出稿が終了してしまい、一気に売り上げダウンの可能性も視野に入れておく必要があります。

まとめ

ネットで稼ぐことにフォーカスして、5つの基本的な手法をメリット・デメリット合わせてご紹介してきました。

それぞれの手法で特徴は異なるものの、ネット環境と端末だけで稼げる手法は大きな魅力です。在宅ワークやリモートワークが注目されている今こそ、実践してみてください。