Amazonでもできるネット副業 電子書籍販売で稼ぐ方法

ネット副業を始める方が増加する中、その業種や形態もさまざまになり、以前までは行われていなかった方法で稼ぐ方が増えてきました。それがで今回ご紹介するネット副業、Amazonでの電子書籍販売。

従来一般の人が書籍を出版ことは珍しい傾向にありました。実際に書籍というと小説家や脚本家など、本業で執筆を行っている方の稼ぎ方というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。しかしインターネットの発達に伴い、インターネット環境とスマホやパソコンがあれば誰でも電子書籍の販売ができるようになった現在は書籍で稼ぐことが可能な時代になりました。

ここではAmazonを活用した電子書籍販売によるネット副業についてご紹介していきます。副業を始めたい方や書籍の出版に興味のある方は参考にしてみてください。

電子書籍とは?どこで出版するの?

本も電子化される時代。その影響を受けるのは、読み手側だけでなく出版側も同様です。まずは電子書籍とはどういったものか。なぜAmazonで電子書籍販売を行うのか。ということからご紹介していきます。

電子書籍とは

電子書籍とはその名の通り、電子化された書籍のこと。「電子」とはスマートフォンやタブレットなどの電子機器を指します。なかには書籍専用のタブレットも販売されているほどですね。つまりそれだけ紙の書籍ではなく電子書籍の需要が高まっているということになります。実際に従来紙で出版されることが当たり前であった書籍は、インターネットの発達によりもっと手軽に入手して読めるようになりました。

電子書籍が人気な理由としては、入手や読書の手軽さだけでなく音声出力・ハイライト・辞書検索のような機能がついていることも挙げられます。これによって紙ではなし得なかった機能のある電子書籍の優位性があると言えます。

また従来であれば印刷会社での印刷や書店へのアポイントなど、個人で行うには工数がかかりすぎるという実態がありました。しかしインターネットによって、出版のハードルも低くなり、誰もが自分の書籍を世に出せるようになったのです。

出版はAmazonのKindleがおすすめ

KindleとはAmazon内の電子書籍専用のプラットフォームです。電子書籍と聞くとAmazonのKindleを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。それもそのはず、Amazonは利用率1位の通販サイト。もちろんAmazonで本を購入する方も多いでしょう。

そこでKindleでも販売されている書籍であれば、発送を待つことなくスマートフォンやタブレットにダウンロードしてすぐに読めます。これがAmazonのKindleでの出版がおすすめといえる1番の理由です。つまり販売も容易になったと言えます。さらにKindle以外にも楽天による楽天KoboやアップルのiBooksといった電子書籍サービスはあります。しかし知名度や利用率でいったら、AmazonのKindleが1番。なので出版する場合も利用者が最も多い、AmazonのKindleが良いといえますね。

電子書籍で稼ぐ方法とは?

電子書籍は出版すれば、あとは売れるのを待つだけ。基本的にその収益は紙の書籍と同じ印税です。そしてもう1つ電子書籍ならではの稼ぎ方もあります。

稼ぐ方法その① 印税

電子書籍で稼ぐ1つ目の方法は印税です。これは一般的な紙の書籍と同じ収益化の仕組み。一般的な印税は8〜10%ほどですが、電子書籍の場合はその倍以上。Kindleのみで独占販売する場合は70%の印税、Kindleと合わせて他のプラットフォームでも販売する場合でも、35%の印税が利益になります。

この場合希望小売価格にも規定があり、Kindleのみで販売する場合は250〜1,250円以内、楽天やAppleでも販売する場合は99〜20,000円以内となっています。

稼ぐ方法その② Kindle Unlimited

電子書籍で稼ぐ2つ目の方法はKindle Unlimitedです。これはKindle特有のシステムであり、Kindleで独占販売した場合のみ対象となります。Kindle Unlimitedとは、Kindleの本が読み放題できるサービスのこと。出版者はKindleダイレクトパブリッシング(KDP)に登録することで、そのサービスでの収益化ができます。

Kindle Unlimitedに登録している人は無料で書籍が読め、出版されている書籍は読まれたページ数に応じて収益が発生します。ページ数で課金されるため、収益がわかりやすい点が特徴です。1ページの相場は0.5円前後であるため1,000ページ読まれた場合は500円の収益になります。

Kindleで電子書籍を出版するには?

ではKindleで電子書籍を出版するには、どのような手順が必要か、順を追ってみていきましょう。

①原稿をテキストで作成

執筆内容を選定し枠組みが完成したら、Wordやメモ帳に原稿を執筆しましょう。目次は出版時に自動的に作成されるので、本文のみの執筆で大丈夫です。必要に応じて「はじめに」や「おわりに」と言った本稿を補足する項目をを入れると良いですね。

執筆後にファイル形式を変換する作業が発生し、その場合にWordのような「リッチテキスト形式」だと変換できません。そのためWordで執筆後は、変換に対応している「プレーンテキスト形式」のメモ帳などにコピーする必要があります。しかし二度手間になってしまい面倒という場合には、はじめからメモ帳のようなテキストエディタを使う方法がおすすめです。ただメモ帳はWordのように文章をわかりやすく装飾できないので、自分がわかりやすく執筆しやすい方を利用することをおすすめします。

②必要な形式に変換

作成した原稿をEPUB形式に変換します。この時におすすめのツールは「でんでんコーダーバー」です。変換前はツール内で見出しや太文字、リンクのような文章以外をマークダウン形式で記述し文章を装飾。装飾が完了した後に、コンテンツをEPUB形式に変換します。

③表紙を作成

表紙はコンテンツと同じく重要な部分です。表紙はデザインソフトを使って自分で作成、またはココナラやクラウドソーシングで外注する方法があります。クオリティを重視するのであれば、プロに外注することをおすすめします。またクラウドソーシングなど業務委託でお願いするのであれば5,000〜10,000円ほどの予算でも、プロ並みの表紙を作成してもらえます。この場合画像サイズは1562×2500ピクセルがぴったりです。

④KDP:Kindleダイレクトパブリッシングに登録

・EPUBに変換したファイル

・表紙

・入金口座

上記の3つが揃ったら、Kindleダイレクトパブリッシング(KDP)に登録しましょう。セルフで出版、またKIndle Unlimitedで収益化するためは必須です。

またKDPに登録することで、書籍の権利を保持できる、希望小売価格を自分で設定できる、数分で出版が完了し、成果中に販売される、といったメリットもあります。

電子書籍で稼ぐための4つのポイント

電子書籍で稼ぐこと目的とするのであれば、ここでご紹介する4つのポイントを押さえて書籍を作成しましょう。

①出版に向いているジャンルを選ぶ

収入を得るためには、買ってもらわないと意味がありませんね。稼ぐためには出版に向いているジャンルを選ぶことも重要です。まずはAmazon内での書籍の売れ筋ランキングを確認してみましょう。購入されやすいジャンルは以下を参考にしてみてください。

・お金系

・自己啓発系

・ノウハウ系

・ビジネススキル

・健康/生活関連

小説のような趣味性の強いものは、なかなか購入されにくいので収益化を目指す場合は需要のあるジャンルを見極め、自分が執筆できるものを選定することがポイントです。

②Amazonの検索エンジンを意識してタイトルを決める

電子書籍が豊富なAmazonでは、本の購入のためにAmazon内で検索する方も多くいます。そこで大切なのが、Amazonの検索エンジンを意識したタイトル決めです。

執筆内容を端的かつ魅力的に伝えられるタイトルにすることで検索から購入される可能性も高く、「似たような商品」や「同じような内容の本」としてリコメンドされる可能性が高まる効果にも期待できます。そのためにも本を読んでほしいターゲット選定をして、そのような人たちがどのようなキーワードで検索しているか傾向を掴むと良いでしょう。

③表紙デザインに力を入れる

本屋と違い電子書籍は基本的に立ち読みができません。であれば、本を購入する判断材料はタイトルと表紙ですね。本の内容を伝えられる魅力的でインパクトのある、クオリティを重視した表紙を作成することが重要です。

ココナラやクラウドソーシングで表紙デザインを依頼することで、プロ並みの表紙ができます。しかしこの時に注意してほしいことは、依頼を丸投げしないこと。本の内容とマッチしたデザイン、納得のいく表紙を作るためにも具体的かつ細やかに依頼指示を出すことが大切です。

④SNSを活用して広報する

売り上げを伸ばしたい場合、SNSを活用して広報することが1番効率的といえるでしょう。書籍の出版を決めるにあたり、広報のためにもSNSを始めることをおすすめします。出版内容と関連した発信やフォロワーを集めることで、購入見込みのあるユーザーに出版を告知できます。

さらに読んでくれたユーザーがシェアすることで拡散され、稼げる可能性も広がりますね。ココナラのようなサービスでは「SNSでの広報活動を支援」してくれる人に依頼もできるので、プロに任せてみるのも1つの手です。

まとめ

今回はネット副業のなかでも、Amazonで電子書籍を出版して稼ぐ方法についてご紹介しました。Kindleで出版することで多くの人に書籍を読んでもらえる可能性が広がります。

執筆を完了するまでに時間はかかりますが良いものが完成すれば、あとは売れるのを待つだけです。そして売れるようになれば、何もせずとも継続した収入が見込めます。

そのためにも今回ご紹介した稼ぐための4つのポイントを参考に、電子書籍での副業を実践してみてはいかがでしょうか。

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