ネット副業が注目される中、さまざまなプラットフォームを活用して稼ぐ方が増えてきました。その1つとして挙げられるのが「note」というブログに似たサービスです。
今回はネット副業としてnoteで稼ぐ方法についてご紹介していきます。知っている方はもちろん知らない方でも、この記事を読めばすぐに副業としてnoteを活用できるようにご紹介していきます。
noteってなに?ブログとは違うの?
noteについて知らない方のために、まずはnoteの基本情報についてお伝えしていきます。また疑問点としてよく挙げられる、ブログとの違いについてもご紹介します。
noteとは
noteとは誰もが気軽に文章や写真、イラスト音楽、映像などで情報発信できるサービスです。元は「クリエイターが自身のクリエイティブを売買するためのプラットフォーム」として誕生しました。
アカウントを登録するだけで、誰もが無料かつ気軽に始められます。例えば、日記や雑記、ノウハウ発信、漫画や音楽など、noteが活用されている目的はさまざま。ユーザーが好きな表現方法で発信できる点が特徴です。
noteの5つの機能
noteには以下の5つの投稿機能があり、目的に応じてさまざまな活用ができます。
①テキストの投稿
②画像の投稿
③映像の投稿
④音声の投稿
⑤つぶやきの投稿
一般的なブログはテキストや画像の投稿がメインですが、noteでは映像や音声、簡単なつぶやきもできます。
ブログとの違い
noteと似た形態のサービスとしてブログが挙げられます。noteの流行に伴いブログやSNSと併用している方や、そもそもブログかnoteのどちらを始めるかでお悩みの方もいるでしょう。ここではnoteとブログの違いについて、4つのポイントをみていきましょう。
①価格設定ができる
noteはクリエイティブを売買する目的で作られたプラットフォームということもあり、自分の投稿に価格設定ができます。投稿する際に無料か有料かを選択。さらに前半を無料、続きは有料という設定にもできるので、うまく購買意欲をそそるようなコンテンツを作成することで収益化に近くでしょう。
②広告掲載がない
ブログとの大きな違いとして、広告掲載がないことが挙げられます。ブログで副業をする際の、収益化の仕組みは広告収入です。一方でnoteで収益化をする場合は、コンテンツを購入してもらうことがメインです。
③フォロー、フォロワー機能がある
noteはSNSのように、ユーザー同士がフォローしあえる機能があります。そのため、気になるクリエイターをフォローすることで、いち早くコンテンツを確認できます。またコンテンツへの流入は主にフォロワーになるので、フォロワーを集めることが収益化のポイントともいえます。
④デザインのカスタマイズはできない
ブログのようにデザインのカスタマイズはできず、他のクリエイターと差別化をつけることが難しい傾向にあります。しかしデザインの良し悪しが閲覧に影響しないのは、ブログにはない嬉しいポイントですね。デザインがカスタマイズできない分、コンテンツを投稿する際に設定するサムネイルやアイキャッチ画像で目立たせると良いでしょう。
noteの収益化の仕組み
次に副業としてnoteを使って稼ぐ場合の収益化の仕組みについてお伝えしていきます。
販売を設定してnoteを販売する
公開するnoteを自分で価格設定し有料で販売でき、販売価格の85%が利益になります。価格の上限は1万円、プレミアム会員であれば5万円が上限です。購入経路はnoteのフォロワーだけでなく、検索やSNSからの流入もあるので、SNSをうまく使うことで収益化を狙えます。
プレミアム会員なら定期購読マガジンが発行できる
月額500円でnoteのプレミアム会員になれば、月額課金制の定期購読マガジンが発行できます。定期購読マガジンを発行し、コンテンツをシリーズ化して販売することで、毎月の継続した収入が得られるでしょう。もちろん記事単体での販売も可能です。
応援システムを活用
noteにはクリエイターをサポートする機能があり、ユーザーが応援したいと思ったクリエイターに対して送金できるシステムがあります。金額は100円、500円、自由に設定の3種類から選択可能。コンテンツの売買だけでなく、応援システムも収益化できるので、ブログにはない機能です。
noteを使って稼ぐための3つのポイント
単に好きなことを発信しているだけでは、なかなか収益化してくのは難しい傾向にあります。ここではnoteを使って稼ぐために押さえておきたい、3つのポイントについてお伝えしていきます。
①発信ジャンルを統一する
発信ジャンルを統一することが、1つ目のポイントです。自分が発信できる内容で、収益化しやすいジャンルを選ぶことがポイント。購入されやすいコンテンツとしてノウハウ発信や、シリーズとして楽しめる漫画や小説が挙げられます。
ジャンル選定の際にターゲットやペルソナまで考えてコンテンツを作ることで、購入見込みのあるユーザー層の集客がしやすいでしょう。
②定期購読でコンスタントに発信する
定期購読でコンスタントに発信することが、2つ目のポイントです。単発よりも続きがあるコンテンツの方が、先をみて収入につながりやすくファンもつきやすいでしょう。
とはいっても、継続して読みたいと思ってもらえる最初のコンテンツを作成する必要がありますね。まずは1つ目の発信から反響をみて、シリーズ化を決めるのも1つの手です。
③ファンを増やす
ファンを増やすことが、3つ目のポイントです。noteの主なアクセスはフォロワーで、稀にノウハウ系ではGoogleの検索で上位に表示され、そこから流入することも珍しくありません。
noteでファンを増やすということは、フォロワーを増やすこと。ある分野に特化してファンを増やしたり、SNSでの宣伝に力を入れて増やすような方法があります。コンテンツを作成しつつ、フォロワーを増やすための活動にも力を入れましょう。
ブログとの違いの観点からnoteを使う3つのメリット!
ここではブログとの違いの観点から、noteを使うメリットを3つお伝えしていきます。特にブログを始めるか迷っている方で、ここで紹介するブログの特徴に抵抗がある場合はnoteから始めてみると良いでしょう。
①固定費がかからない
noteは無料で登録、投稿ができ固定費は一切かかりません。ブログで収益化を狙う場合はドメインやレンタルサーバー費のような固定費がかかります。ブログの運営をストップしている場合でも、レンタルサーバーは月額制なので維持費が発生してきます。
またブログを1から立ち上げるのは手間がかかるため、時間がない場合にもnoteがおすすめといえます。ただしプレミアム会員になった場合のみ、月額500円の固定費がかかるので、注意が必要です。
②SEOを意識したコンテンツにする必要がない
noteへの流入のメインはフォロワーになります。またnoteのプラットフォーム内から気になるコンテンツを見つけて、フォローに至る場合が多いでしょう。フォロワーが増えれば、収益の見込みも増えるということです。一方ブログで収益を得たい場合には、検索時に記事が上位表示されること、アクセス数を稼ぐことが重要です。そのためにはSEOを意識したコンテンツにする必要があります。
Googleという広いプラットフォームで流入を勝負するよりは、noteという限られたプラットフォーム内で収益化を狙う方が効率的である可能性が高いでしょう。ただし、SEOの知識があるに越したことはないので、後々SEOを意識してコンテンツを作っていくのも1つの方法です。
③記事を量産する必要がない
SEOにも少し関係してきますが、ブログで上位表示されるためにはコンテンツとしての質が良いと判断されるために、ブログの記事数も一定必要です。そのため日々時間がない中でもコツコツと記事を量産しなければ、今後の収益化も難しくなってしまいます。
さらにアクセス数を稼げる記事ができるまでは、それなりの試行錯誤も必要でしょう。しかしnoteであればその必要がなく、1つ記事を書いてアップしても購入される可能性が0ではありません。
ブログよりも収益化までが早く、即金性があるのもnoteを使うメリットの1つといえます。
まとめ
今回はネット副業としてnoteを使って稼ぐ方法をご紹介しました。ブログを始めるか悩んでいる方は、まずはnoteから始めてみると良いでしょう。特にブログの構築に苦手意識のある方にはおすすめです。
ブログにも共通することですが、発信する内容が重要になってきます。自分が発信できる内容でユーザーにニーズがあるコンテンツを考えて発信してみましょう。有料購読や応援システムで稼ぐ場合には、まずはファンとフォロワーを増やすことが重要です。
ぜひ今回ご紹介した内容を参考に、noteでの副業を始めてみてはいかがでしょうか。