Tシャツ無在庫で販売できる?ローリスクで始める副業

副業を始めるのであれば、ローリスクでできる事業の方が安心できますね。そこでおすすめなのが、Tシャツを無在庫で販売する方法です。無在庫で販売できるグッズは他にもありますが、なかでも利益が出しやすいのがTシャツです。

今回はローリスクで始められる副業として、Tシャツの無在庫販売をご紹介いたします。ローリスクで副業を始めたい、アパレルに興味がある、オリジナルデザインを売りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

ローリスクで始められるTシャツの無在庫販売とは?

tシャツの在庫を置く倉庫

一般的に物販系の副業は在庫を抱えることが多く、初期費用や赤字リスクがあります。一方でローリスクで始められるTシャツの無在庫販売とは、どういった副業なのでしょうか。ここでは詳しくお伝えしていきます。

受注生産で無在庫が実現

無在庫で物販ができる理由は、受注生産が可能でためです。受注生産とは、注文が入ってから商品を生産すること。そのため初めから商品を手元に置いておく必要がありません。

物販系のビジネスでは、仕入数を決めて手元に置いておく販売方法が一般的です。しかし現在は個人でも気軽に受注生産システムを活用できるようになり、Tシャツの無在庫販売も可能となりました。

赤字になるリスクがない

物販系の副業における最大のリスクは、キャッシュフローの関係で現金がない状態になってしまうことです。せどりのように仕入れたものを売る物販は商品の価格変動をみて、良いタイミングの時に仕入れておく必要があります。

しかし安く仕入れられたとしても、その商品が必ずしも売れるとは限りません。そのため一向に売れない場合には利益が回収できず、在庫を抱えたまま赤字になってしまいます。

一方で、受注生産であれば必要な時に仕入れる形になるので、在庫を抱えて赤字になるリスクはありません。その点でローリスクで物販、副業を始めるには最適といえます。

初期費用がかからない

初期費用は仕入れにかかる費用のこと。仕入れた商品が売れないと、初期費用も回収できません。つまり初期費用の有無が、赤字に関わってくるということを意味します。

「在庫を持つ=初期費用で在庫を用意する」ということなので、ある意味で賭けともいえます。初期費用もかけず、結果赤字のリスクをなくすという点では、受注生産が最適です。

無在庫でTシャツ販売ができるサービス

ここでは実際に無在庫でTシャツが販売できる3つのサービスについてお伝えしていきます。

BASE

「BASE」は自分のネットショップを開設でき、デザイン〜受注生産まで一貫してできる唯一のサービスです。国内最大級の利用者数ということもあり、安心の実績とサポートがあります。

また出店費用・デザイン作成は無料で、商品が売れた場合のみ手数料を支払うシステムです。商品が売れたら発注し、工場が生産。梱包した商品を工場から購入者の元へ直送してくれるため、出品者はほぼ手間がかからずに取引が完了します。この一貫したシステムこそが「BASE」の強みです。

Tシャツのデザインも「BASE」内の「Tシャツ作成」の拡張機能を利用して、簡単に作成可能。イラストやデザインの画像、写真を選択し、位置を指定するだけで完成です。必要な作業は、プリントするデータの用意だけです。

気軽にオリジナルTシャツが作成でき、かつ在庫を抱えずに発送も対応してくれるメリットの大きなサービスといえます。

SUZURI

「SUZURI」は「GMOペパボ株式会社」が運営する、オリジナルグッズ販売のサービスです。プリントしたいデザイン画像をアップするだけで、Tシャツ以外にもトートバッグやマグカップなどの商品も作成できる点が特徴。デザイン性の高いグッズが多く販売されています。

またTシャツ以外にパーカーやスウェットなど多くのアパレルグッズが作成できる点も魅力的。全て注文が入ってから生産するので、在庫を抱えずに販売できます。Tシャツはカラーやサイズも豊富で、幅広いユーザーに購入されやすいでしょう。

その他さまざまな種類のアパレル商品や生活雑貨を作成したい場合にも最適なサービスです。

好きな価格に設定して販売できるため売れやすい価格にしたり、セール機能を利用してうまく購買意欲を掻き立てるような実店舗で販売しているような工夫が必要です。

オリジナルプリント.jp

「オリジナルプリント.jp」も国内で知名度の高い、オリジナルグッズ販売のサービスです。Tシャツを含む衣類製品の原価が安い点が特徴。そのため利益を得やすいサービスの1つ。

「オリジナルプリント.jp」内でTシャツのデザインを作成すれば、そのまま「BASE」で出品できます。「BASE」では出品するだけで、デザイン作成・発注・生産・発送は「オリジナルプリント.jp」で対応。

購入者の元へ直送する場合は「オリジナルプリント.jp」のサービス名を記載せずに発送できるため、よりオリジナル感を演出できます。原価をなるべく抑えて、かつ無在庫でTシャツを販売したい場合におすすめのサービスです。

Tシャツ販売で売れるためのポイント

パソコンで副業をしている

Tシャツ販売は、ただ出品するだけではなかなか売れないでしょう。無在庫で赤字のリスクがないのであれば、安心して黒字になるための工夫に力を入れられます。ここではTシャツ販売で売れるためのポイントをお伝えしていきます。

売れやすい価格設定にする

ノーブランドのデザインのTシャツを高値で売るのは難しいといえます。サービスによってTシャツの原価や仕入れ値は異なりますが、まずは大きな利益にとらわれずに、売れやすい価格設定にすることがポイントです。

ある程度人気が出てくると、相場より高値に設定しても売れるようになります。まずはその土台づくりとして、2,500〜3,500円ほどを目安として設定しましょう。

Tシャツを売りたいターゲットを定める

ターゲットを決めずにデザインを考えるよりは「年齢層」「性別」の観点からターゲットを定めて、ハマりそうなデザインや写真を用意すると売れやすくなります。

ターゲット層にウケている色やデザインの特徴や傾向を抑えることで、それに合わせてデザインを用意できます。利益を出すためには、売れるデザインを参考にすることがポイントです。

売れやすいTシャツの特徴を押さえる

Tシャツといっても、サイズ・形・色とさまざまな種類に分かれます。サービスによって購入者が色やサイズを指定できるものもありますが、一般的には出品者が事前に用意しておくものです。

デザインを気に入ったユーザーがいたとしても、希望の色やサイズがないことで購入の機会損失になってしまう可能性もあります。

特に形にもこだわる傾向があるターゲットの場合、類似のアパレルブランドの流行りなどを押さえておくと良いでしょう。

Tシャツの品質やデザインにこだわる

Tシャツの目的は着ることです。そこで大切になってくるのは品質。購入者側がネットショップを利用するリスクは、品質を確認できないこと。

いくらデザインを気に入ってもらえて購入してくれたとしても、実際に商品を手に取った時に生地が薄かったり、洗濯したら伸びてしまったりしてしまうと継続の購入は見込めません。

オリジナル商品は継続的な購入者も大切な顧客となるため、品質にはこだわりましょう。そしてそもそもデザインを気に入ってもらわないと購入者は現れません。

ボトムスと合わせやすいデザイン、おしゃれなデザイン、流行に近いデザインなど、SNSや実店舗のアパレルブランドを参考に、売れるデザインにこだわりましょう。

SNSを活用して宣伝する

せっかく良いTシャツを売っていたとしても、知ってもらえなければ購入してもらえません。最近の傾向では「Instagram」や「Twitter」のようなSNSから購入につながることもあります。特に10〜20代であれば、SNSから情報をキャッチすることがほとんどです。

SNSで宣伝して知ってもらう、デザインのファンになってもらう、そしてTシャツを購入してもらうサイクルを確立しましょう。その際はプライベートアカウントではなく、専用のアカウントを作成することがおすすめです。

まとめ

今回はローリスクで始められる副業として、Tシャツの無在庫販売についてお伝えしてきました。

イラストを描くのが好き、写真を撮るのが好きなど、デザインに活かせる趣味や特技を持っている人には特におすすめできる副業です。それだけでなくアパレルに興味がある、物販系の副業をしたいがまずは在庫を抱えない事業から始めてみたいという方にも最適。

サービスによってTシャツ販売のシステムやデザイン作成、原価も異なるので比較した上で利用すると良いでしょう。無在庫でTシャツ販売の副業をしてみたい方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。

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