副業を本業にしたい！将来の独立を見据えて始めるおすすめの副業5選

副業人口が増加傾向にある現在。以前から副業をしていた方のなかには副業を本業に切り替えている方も珍しくありません。本業の収入を超えた方、完全在宅でできる職を続けたい方など、本業に転換する理由はさまざまです。これから副業を始めるにあたり、将来的に本業にしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は副業を本業にしたいと考えている方に向けて、将来を見据えて始めるおすすめの副業をご紹介いたします。独立して働きたいなどの目的から副業を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

副業を本業にすることは可能なの？

実際に副業を本業にして働いている方は多く、近年ではその傾向も増えてきました。そもそも副業を本業にすることは可能なのでしょうか。

結論、可能です

結論からいえば、十分に可能です。実際に副業収入が安定的に本業を超えている場合や、さらに時間をかければ収入見込みがあるなどといった理由から本業に切り替えている方は少なくありません。またなかには副業でスキルをつけて、本業に活かしたい、独立したいといった目的から副業を始める方も多いのです。

副業は本業以外の時間で行うため、自分の時間を削ることになります。しかしこうした目的を持って副業に取り組める方は、挫折せずに継続できる力があります。職業との相性の問題もありますが、将来的に本業にしたいという目的で副業を始めるのはおすすめです。

ある程度のスキルが求められる

副業を本業にする場合は、ある程度のスキルが求められます。そもそも本業に切り替えられるほど稼げている要因は、スキルがあるからです。副業は自分ひとりの力で稼ぐもの。つまり案件も自分で獲得していかなければなりません。

職種ごとの専門スキルだけでなく、こうした営業スキルも必要です。会社のように営業が存在して、当たり前のように仕事が途切れない環境ではありません。またスケジュール管理や帳簿管理なども、全て自己責任。会社員としては必要なかったスキルも求められるのです。

副業を本業にするのに向いている人

副業を本業にするのは、特に家庭を支える男性の場合は周囲の理解が難しいかもしれません。また人によっては会社員が向いている場合もあります。副業のスキルを活かして転職する場合は問題ありませんが、本業とする場合は向き・不向きがあるでしょう。

・安定性を重視しない

・先を見越して行動ができる

・自己管理ができる

上記のような方は、副業を本業にしてもうまくやっていける可能性が高いです。特に安定性の面が大きく、副業を本業にするということは安定性を捨てるということ。家族がいる場合は、この点が理解してもらえるほどの結果を出さないと難しいかもしれません。

とはいえ、副業を本業にしたからといって、2度と会社員に戻れないわけではありません。そのため自分自身や周囲の人とよく話し合い、見合った結果が出せている・見込める場合に、本業にするのが良いでしょう。

将来的に本業にしやすいおすすめの副業5選

将来的に本業にしたい目的から副業を選ぶ際には、その事業内容も重要です。ここでは将来的に本業にしやすいおすすめの副業を5つご紹介いたします。

①Webライター

Webライターは実際に本業としている方も多いジャンル。企業や個人運営のメディアに掲載する記事を執筆する仕事で、クラウドソーシングでも多くの案件がある点が特徴です。

Webライターは特別なスキルも必要なくPCがあれば始められるため、副業として参入するハードルも低いといえます。実際に副業から本業にしている方も多く、月に20〜30万を安定的に稼げている方も一定数います。それだけ案件があり、需要のある職です。

Webライターの報酬は「文字単価×文字数」で決まるため、より単価の高い案件を獲得する必要があります。そのためにはSEOや文章スキルなど、さまざまなスキルが必要です。まずはクラウドソーシングで案件をこなして、文字単価をあげられるように実績を積んでみましょう。

②プログラミング

プログラミングはスキルを身につけるのが大変ですが、将来的に稼ぎやすいジャンルです。IT市場の需要増加が進む一方で、エンジニアが不足している現状にあります。そのため今後もプログラミングスキルは重宝されるでしょう。

プログラミングは専門スキルということもあり、案件も高単価なものが多いです。またスキルに伴い、さらに稼げる可能性もあります。スキル習得には努力が必要ですが、本業にする場合には将来性のある職種です。

プログラミングは実力がものをいうジャンルなので、まずは案件が獲得できるスキルを身につけつつ、クラウドソーシングで案件をこなしながらスキルを磨きましょう。

③アフィリエイト

アフィリエイトは、ブログ運営による広告収入です。別名「成果報酬型広告」ともいわれブログ内で紹介した商品やサービスに、購入や申し込みが発生した際に収益が発生します。Webライターと同時進行で行っている方も多く、ライタースキルをつけるためにもおすすめです。

一方ブログで稼ぐためにはかなりの地道な努力が必要です。またアフィリエイトで稼ぐためには、検索結果で上位表示させるためにSEOのスキルも必須。上位表示される記事が増えれば、ある意味で不労所得が手に入ります。記事の積み上げや運営を継続できずに断念してしまう方が多いため、まずは継続できるかがポイントです。

④Webデザイン

Webデザインはプログラミングほどのスキルは必要なく、HTML/CSSによるコーディングやデザインなどです。プログラミング同様専門スキルが求められるため、案件も高単価の傾向にあります。まずは基本的なサイト制作のスキルとして、WordPress構築のスキルを身につけるのがおすすめです。

インプットだけでは上達しないため、ある程度の知識を得たらクラウドソーシングで簡単な案件から始め、実績をつけていきましょう。プログラミングの場合は本業にすると取引企業に駐在する機会も多いですが、Webデザインは完全在宅でできる案件が多いためおすすめです。

⑤動画編集

動画編集はここ最近で特に注目されており、将来性もあるジャンルです。これから5Gに移行することもあり、YouTubeや動画広告の需要は増加傾向にあります。そこで活躍できるのが動画編集です。

YouTuberや企業でも動画編集を外注している方は多く、スキルや内容によっては高収入にも期待できます。今はまだライバルも少なく、将来性のある職業ジャンルといえます。

動画編集自体はツールを使用するため、特別なスキルを身につけるというよりは、使い方をマスターすることが重要です。また動画のセンスも関係するため、トレンドなどの傾向を掴み、クライアントの要望に適応できるようにしましょう。まずはポートフォリオとして、動画を作成してみるのがおすすめです。

副業から本業に切り替えるポイントは？

副業で順調とは思いつつも、なかなか本業に切り替えるタイミングを見計らえない方も多いでしょう。ここでは参考として、副業から本業に切り替える際に指標とすべきポイントをお伝えしていきます。

安定した収入が継続的に得られているか

副業で安定した収入が継続的に得られているかは重要なポイントです。安定した収入の基準は個人差がありますが、生活に支障のない額が一般的な基準です。ご家庭の収入を支えている場合には、個人の基準だけで決めず、配偶者と話し合って決めることが大切です。

複数の取引先があるか

収入に付随するポイントで、複数の取引先があるかも本業としてやっていけるかのポイントになります。安定した収入があったとしても、その収入源が1つの取引先の場合は要注意です。永続的に取引が続くわけではなく、取引が終了してしまったらいきなり収入が0になってしまうからです。たとえ1社切られたとしても、収入に響かない安定性がある状態が最適といえます。

営業力があるか

副業から問われるスキルですが、営業力があるかどうかは重要ばポイントです。いくらスキルがあってもうまく営業できない場合、案件獲得が難しくなります。個人で仕事をする以上、営業も自分でしなければいけない場合がほとんどです。営業力の課題がクリアできない場合は、副業で培ったスキルを活かしてその業界に転職するのも1つの方法です。