ネット副業経験者におすすめの副業 アフィリエイトで稼ぐ方法

WebライターやWeb制作など受託系のネット副業で生計を立てる方が増加している昨今。それらのネット副業の経験を積んでいくと、新しい事業にチャレンジしたいという方も多いのではないでしょうか。

そんなWebライターやWeb制作で副業をしていた方におすすめの副業がアフィリエイトです。アフィリエイトとはブログやサイトを運営して得る、成果報酬型の広告収入のこと。副業ワーカーの中には、アフィリエイトで稼いでいる割合も多く、ネット副業を経験した方が次のステップを考える際には、アフィリエイトはおすすめの稼ぎ方の1つです。

今回はWebライターやWeb制作など受託系のネット副業経験者におすすめの副業として、アフィリエイトで稼ぐ方法をご紹介します。副業のステップアップ、さらなる収入アップを目指す中で、アフィリエイトを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

アフィリエイトってなに?収益化の仕組みとは

まずはアフィリエイトとは何か、どのように収益化するのかといった基本的な知識を押さえておく必要があります。

アフィリエイトってなに?

アフィリエイトとは、成果報酬型の広告収入です。また成果報酬型とはあらかじめ用意された成果の発生に応じて、報酬が得られること。個人が運営するサイトやブログに広告を貼り、そこからユーザーがアクションを起こすことで報酬が発生します。

そのためサイトやブログに多くのユーザーが流入し、かつユーザーの意思決定に影響を与えられるようなコンテンツを作成することで、多くのユーザーを集められ、収益を確保できる仕組みです。

収益化の仕組み

アフィリエイトはサイトやブログにユーザーが流入し、アクションを起こすことで報酬が発生します。ここでは収益化の仕組みを構造的に理解するために必要な、ユーザー、アフィリエイター、ASP、企業の4つの関係性からお伝えしていきます。

①ユーザー:成果を発生させる立場

検索から流入したサイトやブログから悩みや疑問などを解決できる記事に辿りついたとき、そこから商品やサービスを購入したり申し込むのがユーザーです。ユーザーがアクションを起こすほど、サイトやブログの運営者もそれに応じて報酬を受け取れます。

②アフィリエイター:サイトやブログを運営する立場

広告を貼るサイトやブログのコンテンツを作成・運営する人のことを、一般的には「アフィリエイター」と呼びます。ユーザーにアクションを起こしてもらうためのコンテンツ作成、検索からの流入を増やすためのSEO対策をしていくことが求められます。アフィリエイターはASPサイトにある広告の中から、自由に広告を選べるので、運営するサイトやブログのテーマに合った最適な広告を選ぶことが収益化のポイントです。

③ASP:広告を掲載しているプラットフォーム

ASPは「アフィリエイト・サービス・プロバイダ」の略。アフィリエイターが貼る広告を掲載している、広告主とアフィリエイターの仲介役です。アフィリエイターはASPに登録することで、サイトやブログに貼る広告を自由に選定できます。

④企業:広告主

ASPに掲載している商品やサービスの広告主です。企業のジャンルとしては「美容」「飲食」「健康」「ファッション」「インターネット系」が多くみられます。これらの関係性からわかるように、個人のサイトやブログを通して、広告主である企業の売り上げに貢献して報酬を得る仕組みがアフィリエイトです。

ネット副業経験者にアフィリエイトがおすすめな3つの理由

なぜネット副業経験者にアフィリエイトがおすすめなのかを、3つの理由からお伝えしていきます。

①副業のスキルを活かせる

アフィリエイトは、ネット副業経験者の中でもWebライターとWeb制作経験がある方に特におすすめです。なぜならユーザーにアクションを起こしてもらうためにはWebライターのようなライティングスキル、運営するサイトを制作するためのWeb制作スキルがあると有利だからです。

ユーザーがアクションを起こしたくなるような記事作成、SEOでも良い評価を得られるかつユーザーが使いやすいサイトであれば収益化しやすくなります。どちらかのスキルしかないという場合でも、外注したり自身で勉強して試行錯誤することで収益化できるようになります。

②低予算で始められる

初期で必要な費用はドメインやサーバーレンタル費でおよそ1万円以下。外注せずに個人で全てまかなう場合には、かなりの低予算で赤字リスクが少ない状態で始められるのがアフィリエイトの魅力です。

③中長期的に稼げる可能性がある

アフィリエイトは運営するサイトやブログのコンテンツが検索上位をキープすることで、中長期的に稼げる見込みがあります。最良のケースでは、ブログの運営を放置していても自動的に稼げることも少なくありません。後述しますが、そのためにもアフィリエイトでのSEO対策はとても重要となってきます。

アフィリエイトを始めるための4つの手順

アフィリエイトを始める際は、以下の4つの手順で準備していきます。

①Webサイト・ブログを制作する

まずは運営するサイトやブログを制作しましょう。無料サービスのサイトやブログよりも、ドメインやサーバーを個人で契約したものの方が収益化しやすいといわれています。また無料サービスでも「ライブドアブログ」や「はてなブログ」のような広告リンクを貼れるものもありますが、運営がサービスを終了するリスクがつきものです。せっかく収益化できるサイトができても、サービスが終了してしまうとサイトも消えてしまいます。

そのため広告掲載の制限もなく、ドメインもサーバーも個人所有であるサイトやブログを制作することが、長い目で稼ぐためには必須といえるでしょう。その際にはWord Pressを活用するのがおすすめです。

②ASPに登録する

広告主とアフィリエイターの仲介プラットフォームであるASPに登録します。ASPによって掲載広告のジャンルや特徴が異なります。そのため登録自体は無料なので、まずは色々なASPに登録するのが良いでしょう。

おすすめASP

・A8.net

・バリューコマース

・Afb

・楽天アフィリエイト

・Amazonアソシエイト

③テーマ・記事に沿った広告を選ぶ

サイトや記事のテーマと広告は一貫性があった方が、信頼性が高くユーザーもアクションを起こすのに不安になりません。ASPには数多くの広告が掲載されているので、サイトやブログで紹介しやすいものを選択すると良いでしょう。そのためにも②でお伝えしたように、さまざまなASPに登録して広告を確認してからテーマや記事を決めてみてください。

④記事を作成し広告を掲載する

集客と収益化のメインである記事を作成して、広告を掲載すればアフィリエイトの完成です。ユーザーに購入や申し込みなどのアクションを起こしてもらうためには「ユーザーのニーズを満たした記事」を作成することが重要。これはSEOライティングの考え方なので、アフィリエイトで稼ぐための記事を作成するためにはSEOについて勉強すると良いでしょう。

アフィリエイトで稼ぐための3つのポイント

現にアフィリエイトで稼いでいる方は多く、なかには副業から本業に移して活動している方もいるほどです。ここではアフィリエイトで稼ぐために押さえるべき、3つのポイントについてお伝えしていきます。

①質の良いコンテンツを作成する

質の良いコンテンツとは「ユーザーのニーズを満たすコンテンツ」といえます。ユーザーは悩みや疑問を解決するための糸口を見つけるために検索行動を起こします。そこで最適なコンテンツに出会え、解決のカギとなる商品やサービスが見つかった場合にアクションするでしょう。売りつける広告ではなく、ユーザーのニーズを満たしたコンテンツを提供したのちに、最適な広告があることが質の良いコンテンツといえます。

②SEO対策と効果検証をする

高い収益を出すためには多くのユーザーにサイトやブログに流入してもらう必要があります。流入経路は検索エンジンからがほとんどであるため、SEO対策が必要です。SEO対策をすることで検索エンジンから良い評価をもらえ、コンテンツが上位表示される可能性が高まります。

またSEO対策はコンテンツだけでなく、サイトの利便性も影響してきます。そのため記事と広告をアップするだけではなく、アクセス解析によるユーザー行動の分析や検索順位を確認するなどといった効果検証もアフィリエイトで稼ぐ上では重要なポイントです。

③特化ブログ・サイトにする

あるテーマに特化したサイト・ブログにすることで、専門性と信頼性が高まり、ユーザーもアクションを起こしやすいでしょう。例えば美容に関するコンテンツが多いなかで英語学習に関するツールを紹介されるより、英語学習に関するコンテンツのみを発信しているブログやサイトの方が発信内容に信頼性がありますね。専門性はSEOでも重視されているため、ブログやサイトを作成する際にまずは自分が専門的に発信できるテーマに固定するのも稼ぐための1つの手法です。

まとめ

今回はネット副業経験者におすすめの、アフィリエイトについてご紹介してきました。アフィリエイトは低リスクで始められ、軌道に乗れば中長期的に安定した収益を得られる可能性がある魅力的な副業です。

どの副業にもいえることですが、すぐに収益化することは難しいので継続することが大切です。実際にアフィリエイトを始めても、稼げないと諦めてしまう人が大半です。しかし逆をいえばライバルが撤退しやすいということ。今回お伝えした始めるための手順や稼ぐためのポイントを参考に、アフィリエイトでの収益化を目指してみてください。