高校生でもできる?高校生がネットでお金を稼ぐ方法と注意点

高校生になるとできるようになるのがアルバイト。多くの場合、高校生は飲食店など時給制のバイトを行うのが一般的です。しかし最近はネット副業で稼ぐ高校生も増えています。とはいえ、校則によってバイトに制限があったり、夜間は働けない場合がほとんどです。一方でネット副業であれば時間的な制限がなしに、高校生でもお金を稼げます。

今回は高校生でも始めやすいネットでお金を稼ぐ4つの方法と、注意点をご紹介していきます。ネットでお金を稼ぎたい高校生や、将来的に独立を考えている高校生は、ぜひ参考にしてみてください。

高校生がネットでお金を稼ぐ方法① 不用品販売・せどり

高校生がネットでお金を稼ぐ1つ目の方法は「不用品販売・せどり」です。

どうやって稼ぐの?

メルカリやラクマ、ヤフオクのようなフリマサービスを利用して稼ぐ方法がベターです。特におすすめなのが不用品販売です。自宅には使っていない雑貨やゲーム類、着ていない服など、実はお金に変えられる品物が多く潜んでいます。

まずは部屋の片付けついでに、使っていないものを集めてみましょう。状態の良いものや今は売っていないプレミア商品などは、特に高額で売れる可能性が高く、不用品とはいえお金を稼ぐ一歩としては最適です。またこれから物を購入する際は、今後使わなくなった時のことを考えて状態を良くしておき、使用後は売ることでその他の購入資金に当てることも可能です。

もともと所有していた物を販売する不用品販売とは異なるせどりは、商品を販売し利益を得るための方法です。そのために商品を仕入れる必要があります。リサイクルショップやお店のSALE品など、定価よりも安く仕入れた商品に、一般的には20%ほどの利益を上乗せして販売する方法です。

売るために仕入れる必要があるので、購入費用は前もって自分で負担する必要があります。またある程度の自己資金や、販売のためのノウハウも必要なので、まずは不用品販売から始めてみることをおすすめです。

稼ぐためのポイント

・相場を見極める

・適切なタイミングで売る

例えば出品したゲーム機が今では手に入らない物だった場合、相場よりも高く売れる可能性が高いです。しかしそれを知らずに「売れればいいや」という感覚で安く出品してしまってはもったいないですね。また逆の場合も、利益を求めるばかり高額で出品していてはいつまで経っても売れないでしょう。

今商品にどのくらいの価値があって、相場がどれくらいなのか、ということを知っておけば損することなく販売できます。その場合はフリマサービスで同じ商品を出品している人たちの出品額をみたり、本格的に調べる場合は「モノレート」というサービスを利用してみましょう。

また適切なタイミングというのは、例えば「夏に使う商品は、夏前くらいから出品する」「人気が再熱してきた頃に出品」するといったような工夫をすることで、需要が増えた中で購入してもらいやすいでしょう。

おすすめのフリマサービス

・メルカリ

・ラクマ

ヤフオクやその他のネットショッピングを利用することも可能ですが、まずは比較的容易に扱えるメルカリやラクマを利用してみましょう。

高校生がネットでお金を稼ぐ方法② クラウドソーシング

高校生がネットでお金を稼ぐ2つ目の方法は「クラウドソーシング」です。

どうやって稼ぐの?

まずクラウドソーシングとは、企業や個人が不特定多数に向けて仕事を業務委託するプラットフォームです。企業や個人と契約を結び、仕事をこなして報酬を得るアルバイトと同じシステム。単発で終わる案件から継続して依頼がある案件など形態はさまざまです。

また仕事内容はアンケート回答や漫画のレビューのような簡単なものから、ウェブライティングやプログラミングのような専門的なものもあります。しかし残念ながら2大クラウドソーシングサイトである「ランサーズ」と「クラウドワークス」は、18歳以上からの年齢制限があります。そのため18歳以上の用件を満たしている方は挑戦してみましょう。

また中には仕事に応募するスタイルでなく、依頼がくるのを待つ「ココナラ」というクラウドソーシングもあります。スキル売買をするプラットフォームなので、自分ができることや得意なことに対する発注を待つシステムです。例えばギターが弾ける方であれば「ギターの基本的な弾き方を教えます」といったスキルも販売できます。こちらは年齢制限がなく高校生でもできるので、販売するスキルの工夫次第で稼げるでしょう。のちに「ランサーズ」と「クラウドワークス」を活用する際にも役立つのでまず高校生はこちらからチャレンジしてみることをおすすめします。

稼ぐためのポイント

・18歳以上であればウェブライティングのような単価が高めの案件をこなす

・自分の得意なことや専門スキルを身につける

18歳以上であれば高校3年生から始められる方もいるでしょう。アンケートやレビューのような業務は単価が低く、数をこなさないと稼ぐのは難しいです。しかしウェブライティングやプログラミングのような専門的な案件は単価が高い傾向にあるので、そのようなものを中心に応募すると良いでしょう。

また18歳になってから始めるために、高単価の案件が多いプログラミングのような専門スキルを身につけておくのも、将来に投資する意味では稼ぐための1つの手といえます。

おすすめのクラウドソーシングサイト

・クラウドワークス:18歳以上

・ランサーズ;18歳以上

・シュフティ:16歳以上

・ココナラ

高校生がネットでお金を稼ぐ方法③ ポイントサイト

高校生がネットでお金を稼ぐ3つ目の方法は「ポイントサイト」です。

どうやって稼ぐの?

ポイントサイトとは、専用のサイトに登録して簡単な案件をこなしポイントを稼ぐ方法です。ポイントサイトへの登録は無料。アンケート回答や広告クリック、アプリインストールのような作業をこなしてポイントを貯めていきます。貯まったポイントは現金だけでなく、Amazonギフト券や電子マネーなどに換金できます。

現金化の場合は銀行口座が必要ですが、オンラインマネーや電子マネーであれば銀行口座をもっていない高校生でも可能ですね。ポイントサイトは作業が簡単な分、報酬の単価も低いです。そのため稼ぐためには、空いた時間などを活用してコツコツと作業する必要があります。

稼ぐためのポイント

・数をこなす

・コツコツを継続する

稼ぐためのポイントはコツコツと地道に数をこなすこと。スマホだけでできる簡単な作業なので、移動時間や暇な時間にコツコツと稼ぐことが大切です。またポイントサイトによっては抽選で高額ポイントが当たるチャンスもあるので、作業をこなす以外にもそのようなボーナスを見逃さないこともコツといえます。

おすすめのポイントサイト

・モッピー

・げん玉

・ポイントインカム

・ハピタス

高校生がネットでお金を稼ぐ方法④ 写真販売

高校生がネットでお金を稼ぐ4つ目の方法は「写真販売」です。

どうやって稼ぐの?

写真販売はその名の通り、写真を販売して稼ぐ方法です。ネット上ではフリー素材としてさまざまな画像が流通しています。そのためフリー素材を提供している会社に、自分が撮った写真を買い取ってもらえるのです。

そこで利用するのが、写真を販売したい個人と写真を買い取りたい人や企業を結ぶマッチングサービスです。スマホで撮った画像でも販売できるので、日常や旅行の際に素材になりそうな写真を撮っておくと良いですね。

稼ぐためのポイント

・わかりやすいテーマの写真を撮る

・許可を得て顔出し写真を提供する

・販売されている写真の需要と供給を見極める

結婚式のようなイベントやペットなど、テーマがはっきりしている写真は売れやすい傾向にあります。そのためどこでも使えるような空の写真のような抽象的なものでなく、イベントや物などテーマが明確な写真を撮るようにしてみましょう。

また顔出しの人物写真は需要が高いです。売れた場合はフリー素材としてどこで使われるかわからないので、写っている人にはきちんと許可を取りましょう。さらに需要と供給を見極めるのも大切。

売れている需要の高い写真の中でも違うアングルで撮ってみたり、写っている人数を変えてみるだけでもOK。需要が高い素材の中で供給量が少ないところを攻められ、購入される可能性が高まるでしょう。

おすすめの販売先

・Selpy

・PIXTA

・スナップマート

高校生がネットで稼ぐ際の3つの注意点

最後に高校生がネットで稼ぐ際に気をつけるべき3つの注意点についてお伝えしていきます。

①年齢規制は守る

特にクラウドソーシングでは、利用規約として年齢制限がありますので、利用の際は規約をきちんと守りましょう。そのほかココナラやポイントサイトのように年齢制限がないサービスもありますが、万が一のトラブルに備えて保護者に同意を得ると安心です。

どんな形でも最終的なゴールはお金のやりとりなので、厄介な金銭トラブルに巻き込まれないためにも、年齢制限を守ることや保護者の同意は大切といえます。

②怪しいネットビジネスに気をつける

特に最近SNSで多いのが怪しいネットビジネスです。ネット副業に関心を持ちその内容をSNSで発信したり、関連の人をフォローしたりするとネットビジネスの勧誘のDMなどがくることもあります。

そういった人たちは「スマホでできる簡単な副業」「簡単に◯万円稼ぐ方法を教える」といったような勧誘をしてきます。怪しいとはわかっていても、甘い言葉に惑わされなよう気をつけましょう。トラブルや詐欺被害に遭ってからでは手遅れになってしまうケースがほとんどです。

③確定申告を行う

年に20万円以上稼いだ場合は、確定申告が必要です。確定申告とは税金に関わる申請で、保護者の収入にも影響してくるので忘れないようにしましょう。アルバイトの場合はアルバイト先の会社が代行してくれますが、自分で稼いだ場合は自分で申請する必要があります。

まとめ

今回は高校生でも始めやすいネットでお金を稼ぐ方法を4つお伝えしてきました。ここでご紹介した内容は比較的簡単なものなので、初めてネットでお金を稼ぐにあたり安心して取り組めるでしょう。

自分が続けやすく、楽しめる方法を選ぶことで継続してコツコツと稼げます。その際は今回ご紹介した方法やネットで稼ぐ際の注意点を参考に、安全に楽しくネットでお金を稼いでみてください。