近年注目度のが高まってきた副業ですが、その手段としてウェブライターという道を選ぶ方が増えています。文章を書くことが好きな方や経験者であればウェブライターは副業としておすすめの選択です。
またじめての副業でウェブライターを選ぶ方も多く、副業未経験者や初心者にもおすすめです。
今回は初心者にもおすすめの副業、ウェブライターとして稼ぐ方法やそのポイントをご紹介いたします。副業を検討している方やウェブライターが気になっている方は参考にしてみてください。
ウェブライターとは?
ウェブライターとは、その名の通り文章を執筆することで報酬を得る職業のこと。ライターというと雑誌のような紙媒体の印象が強いかもしれません。しかし現在はウェブサイトの需要が高まり、ウェブに特化したウェブライターの需要も増加傾向です。
ウェブライターは初心者や副業未経験者でも比較的簡単にできる仕事の1つ。また基本的にはパソコンなどドキュメント機能があれば執筆可能なので、その点もおすすめです。
またウェブ上にはさまざまなサイトがあり、大きく考えるとその目的はユーザーに情報を提供すること。その情報提供のための記事を作成するのが、ウェブライターの仕事です。
ではなぜ初心者や未経験者にも可能なのか?その理由はウェブ媒体の特徴にあります。ユーザーは知りたいこと、疑問や悩みに対してウェブサイト上で検索をかけます。そこで表示された中から気になる記事を読んで、知識を得たり、疑問や悩みを解決します。
そこで大切なポイントは「簡単でわかりやすい文章」。そのため初心者や未経験者でも、簡単でわかりやすい文章が書ければウェブライターとしての仕事をこなせるということです。逆に専門家でないウェブライターの方が、生の声を届けられ読者の心をつかみやすいと言われることもあります。
ウェブライターになるための3つの手順
ではウェブライターになるためにはどうすれば良いのでしょうか?ここでご紹介する3つの手順を踏めば、ウェブライターの第一歩です。
①パソコンを用意!クラウドソーシングに登録
ウェブライターの仕事はスマホでもこなすことはできますが、おすすめはパソコンです。というのもWordやGoogleドキュメント、場合によってはWord Pressを使用する場合もあるのでパソコンの活用が効率的です。
プライベート用のパソコンがない方は、先行投資としてパソコンを購入しましょう。ストレスなく仕事をするためにも、ある程度スペックの高いものを選ぶことをおすすめします。
そしてまずやってほしいことがクラウドソーシングへの登録です。初心者は基本的にはクラウドソーシングを通じて仕事を探します。
初心者におすすめのクラウドソーシングは以下の2つです。
・ランサーズ
・クラウドワークス
ウェブライターの案件掲載数が多いのでどちらか一方、または両方登録すると良いでしょう。サイトの使いやすさもあるので、一旦両方登録して使いやすい方を選んでみてください。
②文章について学ぶ
文章力について自信がない人はもちろん、あるひとでもウェブライティングについて学ぶと良いでしょう。難しい高度な文章力は求められません。しかし「簡単でわかりやすい文章」は工夫が必要です。
まずは
・助詞の使い方
・PREP法
の2つを学ぶことをおすすめします。意外と自分が普段使う文章は、日本語的に間違っている可能性もあります。またわかりやすい文章というのはPREP法が明確な文章といえます。
PREP法とは、「Point=結論・ポイント」「Reason=理由」「Example=具体例」「Pointo=結論・ポイント」のことです。文章について学ぶ方法は2つ「ネットで検索」「ウェブライティングの本を読む」ことです。
ネットで検索すると、実際にウェブライターとして活躍している方たちがそのノウハウをブログやサイトにまとめていたりします。ネットなら手軽に学べるので、隙間時間や移動中にも勉強でき流のでおすすめです。
またウェブライティングの本は、より専門的なことが学べます。おすすめの本も調べるとたくさん出てくるので、ぜひ参考にしてみてください。ウェブライターとして稼ぐ基本として、文章について学ぶことは怠らないようにしましょう。
③仕事を受ける
登録したクラウドソーシングで仕事を受けましょう。「まだ仕事を受ける自信がない…」「ウェブライティングについて全然勉強できてない…」という場合でも安心してください。
ウェブライターの仕事は実際にやってみないとわからない場合が多いのです。仕事を受けながら勉強できることも、ウェブライターの良いところといえます。心配な方は「初心者・未経験者OK」のマニュアルつき案件もあるので、まずはそのような案件から応募してみましょう。実際に仕事を受けることで、自分の改善点や仕事の進め方などがだんだんと身についてきます。
またクライアントによって求められるスキルやレベルは異なるので、柔軟性を持って仕事に取り組むことが大切です。
初心者がウェブライターで稼ぐために知っておきたい3つのポイント
ここではクラウドソーシングで仕事を受ける場合に知っておきたいポイントをご紹介いたします。このポイントを知っていると知っていないとでは収入面で大きく差が出ます。
①文字単価の相場を知る
単価の相場を知ることが、1つ目のポイントです。
実際に案件を見るとわかりますが、報酬は「1文字あたりの単価×文字数」で決まります。そこで注目すべき点は、1文字あたりの単価。
初心者の場合は、0.5〜0.9円あたりが相場でしょう。つまり3,000文字書いて、1,500〜2,700円の報酬ということです。文字単価1〜1.5円のレベルになると、副業でも月5〜10万円を稼ぐことは可能です。
気をつけてほしいのが0.1円以下や0.1〜0.2円の文字単価の案件です。稀に文字数が3,000字以上でもこのような低単価で募集している案件があります。時給換算数百円程度になってしまいますので、簡単そうでも応募するのは避けた方が無難でしょう。
0.3〜0.4円の案件は初心者の場合、文字数が1,000〜2,000文字ほどであれば、勉強として受けてみても良いですね。しかし初心者だからといって単価の高い案件に応募してはいけないという決まりはありません。応募が通りやすいか、そうでないかの違いです。
そのため初心者向けの単価が低めの案件と、1円以上のチャレンジ案件をバランス良く応募することがおすすめです。
②SEOの知識をつける
SEOの知識をつけることが、2つ目のポイントです。
ウェブライティングをする上で、必ず知っておきたい知識としてSEOが挙げられます。SEOとは「検索エンジン最適化」という機能で、Googleに良いと評価された記事が検索結果の上位に表示される仕組みです。SEOの知識をもって記事が書けることで、応募できる案件の幅も広がりクライアントからも重宝されるウェブライターになれます。
SEOについてもインターネット上で十分学べるので、ライティングスキルと平行して学ぶことをおすすめします。
③継続して実績を積み上げる
継続して実績を積み上げることが、3つ目のポイントです。
ウェブライターとして稼ぐにあたり、継続して実績を積み上げることが重要。初心者が案件の応募に通りにくい理由として、実績がないことが挙げられます。実績を作るには根気強く応募し、案件を受注することが必要です。
案件が取れないからと諦めてしまっては、今後のウェブライターとしての可能性も失われてしまいます。
初心者がウェブライターで稼ぐための4つの方法を難易度順にご紹介
いざウェブライターを初めても、どうやって稼げばいいのかわからない場合が多いですね。ここでは難易度順に、初心者がウェブライターとして稼ぐための方法を4つご紹介いたします。
①とにかく休日や隙間時間を活用する
とにかく休日や隙間時間を活用することが、1つ目の方法です。
つまり数をこなすということです。例えば月に1万円を最初の目標とします。この目標額を達成するために必要な、文字単価と文字数を計算しましょう。文字単価1円であれば月に10,000文字、文字単価がその半分0.5円であれば月に20,000文字。
このように文字単価と文字数を計算して、仕事を探しましょう。そして休日や隙間時間、可能な場合は仕事終わりの数時間を活用することがポイントです。
②得意な分野・特化したスキルを活かせる案件を選ぶ
得意な分野・スキルを活かせる案件を選ぶことが、2つ目の方法です。
得意な分野であれば自分の好きなことや経験したことなど、スキルは本業でのスキルや知識、資格などが挙げられます。得意なことや特化したスキルであれば前提知識が豊富です。そのため記事も書きやすく、特に特化したスキルがあれば経験や知識を活かして高単価な案件も獲得できる可能性があります。
中には資格取得者限定やその分野に就業経験がある人のように限定された案件もあるので、自分に当てはまる場合は積極的に応募してみてください。
③ブログを開設する
ブログを開設することが、3つ目の方法です。
ブログはライティングの勉強になるだけではなく、実績としてクライアントに提示できる強みになります。ブログの内容は雑記や自分の好きなこと、スキルやノウハウなど…テーマは自由に選べます。
またブログに力を入れてアクセス数を伸ばせれば、アフィリエイトで稼ぐという選択肢もできるのです。
④単価アップを交渉する
単価アップを交渉することが、4つ目の方法です。
この方法は仕事を受注して、継続依頼をもらえた場合の方法です。仕事を継続して、クライアントとの信頼関係が築ければ単価交渉のチャンス。そのためには真摯に仕事に取り組み、クライアントからの評価を上げることが大切です。
最初から高単価の案件をたくさん狙って受注できないよりは、交渉で単価を挙げたほうが効率的といえます。連絡をこまめに返す、納品期日を守る、1つ1つ丁寧に取り組むといった当たり前のことが信頼を積み重ねていきます。
まとめ
今回は初心者にもおすすめの副業ウェブライターについて、稼ぐ方法とポイントを中心にご紹介してきました。ウェブライターは初心者や未経験者でも抵抗なく始められる副業です。
継続していくことで安定的に稼ぐことも夢ではありません。まずは今回ご紹介した内容を押さえて、ぜひウェブライターとしての活動を始めてみましょう。