ネット副業初心者にせどりは危険?ローリスクで稼ぐ方法 

ネット副業はクラウドソーシングやブログ、アフィリエイトを利用するイメージが強いかもしれません。しかし最近「せどり」というワードも副業としてよく目にする方も多いのではないでしょうか。せどりに関しては色々とマイナスな意見もありますが、適切に行うことでローリスクに稼げる副業です。

今回はせどりが気になっている副業初心者の方に向けて、せどりについて安全に稼ぐ方法や考えられるリスクをご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

せどりとは

せどりはかつて古本の売買のみに使われる言葉でした。しかし最近は古本だけではなく、ブランド品や家具、電化、アパレル製品などさまざまな商品の売買を表す言葉として使用されるようになりました。同種の副業として不用品販売がありますがそれとは少し異なります。

せどりは手持ちの不用品ではなく、安く販売されている商品を購入し、そこに利益を上乗せして販売するという手法です。販売を目的として、あえて仕入れているという点が、不用品販売とは異なるところです。

転売とは違う?

よく疑問に思われるポイントが、転売との違いです。結論、せどり=転売という認識で大きな相違はありません。

ただし、細かい中身の違いでいうとせどりは需要のある商品や珍しい中古品を安く仕入れて、利益を乗せて販売。転売は流行りや人気の商品を買い占めて、定価よりも利益を上乗せして販売するということです。転売はある程度需要をみて、相場が高騰してきた時に販売して利益を得るイメージです。そのため仕入れ費用はせどりの方が安く抑えられます。これが一般的なせどりと転売になります。

せどりのメリット

せどりのメリットとしては以下の4つが挙げられます。

・比較的、低資金で始められる

・利益率が高い

・売れればすぐに収入が得られる

・好きな時間にできる

基本的に中古品やセール品を仕入れるため、始めるにあたり高額な資金は必要ありません。元値が安いものに利益を上乗せするので利益率が高く、相場は20%前後といわれています。またあらかじめ売れそうなものを仕入れるため、売れるペースも遅くなく売れればすぐ収入が入ります。そのため資金を回しやすく、低リスクで始められる副業といえます。また仕入れも出品も自分の好きなタイミングでできるので休日やスキマ時間を使って効率的に副業ができます。

ただしあくまでも基本的には在庫を持つビジネスになるので、適切にリサーチを行いキャッシュフローをよくしなくれば、赤字になることもあるのも事実です。

せどりはどうやってやるの?

せどりはショッピングサイトやオークションサイトを活用する方法もありますが、初心者におすすめの方法はメルカリやラクマ、ヤフオクなどのフリマアプリやサイトを利用して出品する方法。

アパレル系ならメルカリが売れやすいなど、フリマサイトによって特徴があるので、出品商品の状況や相場をみながら、販売する商品に合うフリマサイトを利用することがポイントです。ただしネット上の情報を鵜呑みにするだけではなく、実際に自分なりのロジックを設けてデータや肌で感覚を掴むことが最終的に稼げるようになるポイントです。

またフリマアプリは出品するだけでなく、商品の仕入れにも活用可能。特にメルカリは利用ユーザーも多く、中には出品相場を知らない人も多いので良い状態の商品でもかなり安く手に入れられるのでおすすめです。

そしてフリマサイトの他におすすめなのが、Amazonです。実はショップを抱えていない一般の方でも利用可能。AmazonにはFBAという保管・注文処理・返品・トラブルなどの手間な作業を代行してくれるシステムがあります。まずはメルカリやヤフオクで自分で対応したのちに、軌道に乗ったらAmazonのシステムを活用してみるのも1つの手です。

せどりで安全に稼ぐために気をつけること

なかには「せどりは危険」といった意見もあるのは事実です。しかし危険になり得る行為を把握し避けることで、安全にローリスクで稼げます。ここではせどりで安全に稼ぐための方法をお伝えしていきます。

仕入れ商品の質を見極める

商品の仕入れ方法には実店舗でリサーチして購入する「店舗せどり」とネットオークションやフリマで仕入れる「電脳せどり」があります。

店舗せどりは実物が確認できるため、売れると確信できる質の良い商品を見極めて仕入れられます。そのため利益率も高い傾向に。しかし店舗に向かうのは手間であり、仕入れた商品を自分で持ち帰る必要がありますので、そういった点を考えるとデメリットにもなり得ます。

反面、電脳せどりは空いた時間にネットオークションやフリマをチェックして、数多くのジャンルから気になる商品をすぐに購入し、家まで配送してもらえます。しかし実物が確認できないため、実際に届いてみたら質が悪い商品だったというケースも。さらに同じように電脳せどりをしている競合がいると、利益率の高そうな商品はすぐに売れてしまいます。

そしてなかには販売が法律で禁止されている偽ブランド品やコピー品も出回っているのです。どちらもメリット・デメリットがありますが、大事なことは購入者に損がないように仕入れ商品の質を見極めることです。質の悪い商品に利益を上乗せされても、購入者は良い気持ちにはなれません。利用しているサイトの運営に通報されてしまうと、今後出品ができなくなる可能性もありますので、目先の利益だけではなく持続的に稼げるようにすることが重要です。

悪質な商売をしない

目先の利益にとらわれて、相場以上に過剰な利益を上乗せしたり中古を新品と偽って出品したりする悪質な商売は控えた方が無難です。悪質な商売をすると口コミや評価で、他の購入者からもわかってしまうので購入者がつかず商品の在庫を抱えたまま赤字になる可能性も考えられます。

また購入された商品を送らないといった詐欺行為はもちろんNGです。最近ではネットで頼んだ商品が、お金を振り込んだにもかかわらず、一向に届かずに連絡もつかないといった相談が消費者センターに多く寄せられています。

購入者へ丁寧な対応をする

購入者は当たり前ですが、その商品が欲しいと思って購入しています。そのため雑な梱包で配送途中に壊れてしまったというようなミスが起こらないようにも丁寧な対応をしましょう。また個人的に商品に関する問い合わせなどもあるので、出品者として責任を持って対応することが大事ですね。

せどりは危険?そのリスクとは

では一方でせどりにはどのようなリスクが潜んでいるのでしょうか。リスクを考えずに利益ばかり求めてせどりをしていると、後から後悔することになってしまうのできちんと理解した上でせどりを始めましょう。

商品が売れず在庫を抱えてしまう

売れる可能性を見越して仕入れたにもかかわらず、ずっと売れ残るというケースも珍しくありません。また何かしらの理由で販売禁止な商品、大量に仕入れた商品が売れなかったといった理由から在庫を抱える場合も考えられます。

いくら安く仕入れたとしても、利益がでなければその分は赤字。仕入れ初心者にはよくあることで、自分の勘に任せて仕入れることで起こるリスクです。うまく売買を回すためにもこまめに商品を仕入れる必要がありますが、闇雲に仕入れることは避けましょう。

また「モノレート」というサイトで商品の相場、そして売れるかどうかの判断をして売れないリスクを最小限にしてから仕入れるようにすることがポイントです。

資金が回らなくなる

資金が回らなくなることは、在庫を抱える状態が続くと起こります。商品を仕入れるということは、後から回収できる利益を見越して先払いするということ。そのため商品が売れないと仕入れの資金もなくなり、せどりビジネスが成り立たなくなります。

売れない在庫を抱えていても、収入は手に入りません。さらに生活にかかるお金もせどりにつぎ込んでしまった場合には、生活にも支障をきたすのでせどりの資金と、生活に必要な資金は最初から分けて考えましょう。

偽物の商品を仕入れてしまう

偽ブランド品やコピー品の販売は法律で禁止されてます。そのため偽物の商品を仕入れて販売した場合は、知らずにやってしまったとしても犯罪にあたります。

取り締まりは厳しくなっているものの、ネット上にはそれをすり抜けた偽物やコピー品が出回っているため、知らずに購入してしまう可能性も。特に最近では見分けがつかない偽物やコピー品も多く出回っており、ネット上で仕入れる場合には判別しずらいです。そのため知らずのうちに犯罪行為に加担してしまうリスクがあるということも把握しておきましょう。

購入者とのトラブル

ネットで売買をしている以上、購入者とのトラブルはつきものです。

・届いた商品が思っていたのと違った

・梱包が雑だったので配送中に傷がついた

・不備があったので返品したい

などさまざまなトラブルが考えられます。メルカリやAmazonなどは出品者の評価もつくので、悪い評価をつけられると新規の顧客もつきにくくなってしまいます。そのため購入者とのトラブルには誠実な対応をしましょう。AmazonでFBAサービスを利用している場合は、代行してくれるので安心です。

アカウントの停止

規則を厳守し利用していればアカウント停止のリスクはありませんが、その可能性をなくすためにもアカウント停止のリスクがあることは覚えておきましょう。規約違反や販売トラブルがあると、アカウントが停止されてしまうケースもあります。

例としてAmazonでは、下記のような場合に停止の恐れがあります。

・Amazonの規約に違反した出品をしている

・購入者からの評価が悪い

・出荷遅延が多い

・ストア側からの出荷前キャンセルが多い

アカウントが停止されるとそもそも売り上げが立たなくなり、最悪のケースでは利益没収の可能性もあるので気をつけましょう。

まとめ

今回はネット副業のせどりについて、安全に稼ぐための方法と考えられるリスクをご紹介いたしました。せどりは特別な経験やスキルがなくても誰でもできます。そのためなかには悪質な出品者も多く、良いイメージを持たれていないこともあります。

しかし安全に稼ぐために基本的な常識を持って取り組んでいれば、リスクなく立派なビジネスとして稼げます。そのためにも今回ご紹介したポイントを押さえて、ローリスクに稼ぐことが大切です。

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